「SINGLE TASK」を読んで、生産性の低いマルチタスクを脱却する

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【結論】

マルチタスクは、集中力を低下させ、生産性を低下させる

・高い集中力を維持して生産性を高めるには、シングルタスクを徹底して実践するしか無い

・あらゆる場面でシングルタスクを実践し、ささやかな例外(マルチタスク)も認めてはならない

【目次】

【本題】

必死に働いているのに生産性が上がらない

「あれもこれもと、忙しなく作業していた筈なのに、1日が終わっても思った以上に仕事が片付いていなかった・・・」

そういった徒労感を感じる場面が最近何度かあり、解決策を探っているところ、「SINGLE TASK」という書籍を見つけました。

ここに書かれていた内容が、自分の課題に非常にハマっていたので、今回はこの内容をまとめます。

マルチタスクは害でしか無い

本書で一貫して主張されている内容はマルチタスクは害である」ということです。

これは人間の脳が、一度の複数の事に注意を向ける事が出来ない構造になっている事に起因します。

上手くマルチタスクを実践している様に見える人でも、高速でタスクを切り替えているか、個々の事象に対する注意力を犠牲にしている見せかけだけのものだと、著者は断じています。

なお、この様なマルチタスカーは、集中力が弱く生産性が低いという事も研究で判明しています。

また、マルチタスクは目の前の人の話に集中出来なくなるなど、良好な人間関係の構築にも悪影響を与えます。

しかし、人は既に目の前にあるものより「目新しいタスク」に目を向けたくなる性質があるので、意識していないとマルチタスクに走ってしまいます。

「ふとTwitterのTLが気になって、ちょっと眺めるだけのつもりが、ドップリのめり込んでしまっていた・・・」

「インターネットで調べ物をしていた時、リンク先や広告の内容が気になって、本来の目的とは違う内容を調べていた・・・」

「現在着手しているタスクとは別のタスクの事が気になって、どっちつかずになってしまう・・・」

こういったものも、マルチタスクによる弊害です。

これらに対処するにはなにがあっても「マルチタスク」を試みないと心に決めて、シングルタスクを徹底するしかありません。

シングルタスク実践法1:パーキングロット

シングルタスクを妨害する要因は、主に「頭に浮かんだ別の思考」と「外部からの刺激」に分類されます。

これらに対して効果的な対策がパーキングロットという手法です。

パーキングロットとは、会議を円滑に進める際に用いられる手法で、本来の議題と無関係のテーマが話題に上がったら、ホワイトボードなどに記録して、後ほど議論するといったものです。

これを普段の作業にも応用させ、もし作業中に無関係のタスクに関する考えが浮かんだり、誰かから別の用事を頼まれた際に、メモ帳などにそれを記録して、現在の作業が終わった後に直ぐ取り掛かれる様にしておきます。

これにより、同時進行で複数のタスクをこなす必要は無くなります。

また、メモにまとめることで、頭の中が整理され、気が散るのも防げます。

シングルタスク実践法2:スマートフォンを分離する

スマートフォンなどの多機能デバイスは生活を便利にしてくれた反面、絶えず情報を供給することで、集中力を低下させる要因となっています。

なので、作業中は、電話やメール受信など全ての通知をミュートにしておくなど、注意散漫の原因になる要素を排除する必要があります。

シングルタスク実践法3:1日の予定を立てる

あらかじめ予定を立てる事で、仕事に追われる受け身の対応ではなく、先を見越した行動を起こせる様になります。

予定の立て方としては、以下の様に実践します。

・1日の始めに、今日なにをすべきか予定を立てる

・最重要のタスクと、後回しにできるものとを区別する(バイタル・フューの法則)

・「受信メールのチェック」「打ち合わせの予定を組む」など、「類似タスク」はグループ分けして、1日の同じ時間帯にまとめて片付ける

・1日に2回は空白の時間を設けて、トラブルに対処できる様にする

・生産性の高い時間とリラックスの時間を交互にもつ

・シングルタスクから脱線した回数を記録して、毎日振り返りを行う

シングルタスク実践法4:生活の全ての状況でシングルタスクを徹底する

・相手の話を聞いている間は、別の作業や考え事は行わず、話の内容についてよく思案する

・自身の課題を三人称で表現して客観的に考える習慣をもつ

・食事も会話も、全てに置いて常に「一度に一つ」に集中する事を徹底する

・ささやかな例外も認めない

所感

本書で一番自分に響いたのは以下の文章でした。

奇妙にも人は自分を疲弊させ、すり減らすことで「自分は重要な人間だ」という認識を持というとしている

現状転職仕立てで実力が伴わない状況の為、それを忙しさで補っているつもりでしたが、実際には膨大な要求に答えられずに、期待した成果を上げられないという状況に陥っていました。

本書を読んでいると、自分のここ最近の生産性の低下の要因がズバリ言い当てられている様で、非常に参考になりました。

また時間を置いて読み返したい本です。

参考情報

書籍「SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる」

《今日の学習進捗(3年以内に10000時間に向けて)》

最近集中力が落ちている様に感じる・・・実際に業務のタスクも遅延気味・・・

今回読んだ内容を実践して、作業効率を高めて行きたい

学習開始からの期間 :211日
今日までの合計時間:2045h
一日あたりの平均学習時間:9.7h
今日までに到達すべき目標時間:1927h
目標との解離:118h
「10,000時間」まで、

残り・・・「7955時間!」