「グーグルが消える日 Life after Google」を読んで改めて感じたブロックチェーンの重要性

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【結論】

Googleは現代の世界システムの主役と言えるが、まもなくこのシステムは一掃されると著者は主張している

・その理由に、広告モデルの崩壊と、セキュリティリスクの増大が挙げられる。

・これらの課題解決に期待される技術が、ブロックチェーンである。

【目次】

【本題】

「グーグルが消える日 Life after Google」を読んだまとめ

今回は、「グーグルが消える日 Life after Google」という書籍を読んだ内容をまとめます。

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↑こんな感じで平積みされていて、つい気になって買ってしまいました・・・

読書ポイント

下記の三点に絞って読んで行きます。

  • Googleが消える根拠は何か?

  • Google消滅後の世界はどう変わるのか?

  • Google消滅後の世界を生き抜くには、どの様な戦略を持つべきか?

Googleが消える根拠は何か?

著者は、現在のGoogleのシステムに対して、主に下記3点の問題提起しています。

・中央集権化により発生したセキュリティ問題

 →巨大なデータセンターにセキュリティ情報が集約されることで、ハッキングする側に有利な状況を生み出してしまった。にも関わらずGoogleは「セキュリティはコミュニティ全体の問題」と捉えて、リスクを顧客に背負わせるスタンスを取っている。WEB上での商取引は増加しており、今後はセキュリティが基本要件となる時代になる。

・広告モデルによる時間の搾取

 →無償サービスを維持する為に、Googleでは検索連動型広告モデルが採用されているが、見たくも無い広告を見せられる事で、ユーザーは時間を搾取されている。そういった見たく無い広告をキャンセルしたり消去する方法は、すでに広がりを見せている。実際、現状の広告モデルの成長は、利用者の増加に反して減少傾向にあり、崩壊に向かっている。にも関わらず、Googleは無料でのサービス提供に固執し、広告モデルに依存し続けている。

・AIが人間の知性を超えるという過剰な期待

 →情報の指標とはメッセージの意外性、つまり「驚き」である。「驚き」は、意識のある人間のみが知覚可能で、本質的に意識を持たない機械には知覚出来ない。現在の機械学習も計算能力が高まったに過ぎず、その延長線上のものでは人間の知性には勝てない。にも関わらずAIの幻想ばかり追い求めていると、新時代のテクノロジーの猛攻に負かされてしまう。

Google消滅後の世界はどう変わるのか?

セキュリティや広告モデルの課題に対するアプローチとして取り上げられていたのが、ブロックチェーン技術である。

その実例として、下記の二つが紹介されている。

・分散型インターネット「ブロックスタック」

 →分散型アプリケーションのための新しいインターネット。セキュリティが厳しく、作成後に変更出来ないデータベースをブロックチェーン上に設けて、重要なIDや個人情報やポインターを、そのデータベース内のアドレスに保存出来る様にしている。

・ブラウザ「Brave」

 →広告をブロックすることが出来るブラウザ。逆に広告を表示させる事も出来て、それにより広告料がユーザーに配布される。またユーザーが特定のサイトに配布された広告料を寄付する事も出来るので、非中央集権型の広告プラットフォームとしての役割が期待出来る。

Google消滅後の世界を生き抜くには、どの様な戦略を持つべきか?

これから益々ブロックチェーンが活用される事は間違い無いので、これらに関連する技術をキャッチアップしていくのは、エンジニアとしての付加価値を高めていく為には必須だと考えられる。

総括

AIが人の知性を超えないとか、Googleのセキュリティ意識は希薄だとする主張には疑問が残りましたが、概ね腑に落ちる内容でした。

ブロックチェーン技術は、様々なところで取り上げられていますが、その理由の一端を理解できた様に感じます。

直ぐには手を出せないと思いますが、必ず手を出してみたい技術の一つになりました。

なお、タイトルにもなっているメインテーマの「Googleが消える」という部分に関する言及が、全体の半分も無かった様に思えます・・・

Googleは、あくまで現代システムの象徴として登場させたに過ぎない様な印象でした。

Googleの今後についての興味があった方からすると、少し物足りないかも知れません。

なお、他にも5GやIoTなど最新技術について言及されている興味深い箇所もあった為、また時間を見つけて読み返してみたいと思います。

参考情報

書籍「グーグルが消える日 Life after Google

《今日の学習進捗(3年以内に10000時間に向けて)》

高校生ぶりにTOEICを受けて来た。さっぱり分からん(笑)

正直現状も、英語のリファレンスを読むにしてもGoogle翻訳で事足りるし、今後益々技術が発展して行くことを考えると、英語学習に力を入れるのは考えものかもしれないが、最低限の知識は身に付けたいところ・・・

とはいえ、シェアハウスで音読とか出来ないので、引っ越してから本格的に取り組んで行きたい。

学習開始からの期間 :198日
今日までの合計時間:1925h
一日あたりの平均学習時間:9.8h
今日までに到達すべき目標時間:1808h
目標との解離:117h
「10,000時間」まで、

残り・・・「8075時間!」