【結論】
・テストケースとは、ソフトウェアが要件通りに動作するかチェックする為に、どの様な手順・観点でテストを行えば良いかをまとめたもの
・テストケースの作成は、効果的にテストを実行する上で欠かせない
・作成にあたっては、「不必要なテストを省く」「異常系のテストも盛り込む」「解釈の齟齬が生じない表現で記述する」という3点を意識する必要がある
【目次】
【本題】
テストケースについて
テストケースとは、ソフトウェアが要件通りに動作するかチェックする為に、どの様な手順・観点でテストを行えば良いかをまとめたものです。
ソフトウェアはどれだけ細心の注意を払っても、バグが混入してしまうものですので、それらがソフトウェアに致命的な影響を与えてしまうのを防ぐ為にも、テストは欠かせません。
とはいえ、ただ闇雲にテストを行っても、掛けた時間に対して得られる成果は少なくなってしまいます。
テストケースの作成は、そういった無駄を無くし、効果的にテストを実行する上で欠かせないものです。
テストケース作成における3つの観点
作成にあたっては、下記3点に注意する必要があります。
・不必要なテストを省く
テストはバグを検出する事が目的ですが、それによって生産性が落ちてしまい、サービスのリリースが困難になってしまうと本末転倒です。
なので、致命的なエラーに焦点を当てて、極力無駄を省いたテストを行う事も重要です。
・異常系のテストも盛り込む
テストは正常に動作するかをチェックするのが基本ですが、ユーザーは間違った操作も行います。
そういった操作による影響も想定していないと、思わぬバグを生み出す恐れがあるので、正常系だけでなく、異常系のテストも盛り込む必要があります。
・解釈の齟齬が生じない表現で記述する
手動でテストを行う場合、他メンバーと共同で実施する事が多いですが、テストケースの内容が曖昧だったり、解釈の幅が大きかったりすると、本来想定したテストが実施されない可能性があります。
なのでテストケースには、誰が見ても解釈の齟齬が生じない様な明確な記述を行う必要があります。
参考情報
失敗しないテストケースの作り方と、効率よくテストを進める方法 | クラウド型テスト管理ツール「Qangaroo(カンガルー)」
https://geechs-magazine.com/tag/tech/20160114
《今日の学習進捗(3年以内に10000時間に向けて)》
・初めてテストケースの作成を行ったが、漏れなくチェックを行う為には、どういった観点でテストをすべきなのかの判断が思った以上に難しく感じた。調べると、テストケースを効果的に作成する為の様々な手法が存在するようなので、それらに対する理解を深めていきたい。
学習開始からの期間 :178日
今日までの合計時間:1715h
一日あたりの平均学習時間:9.7h
今日までに到達すべき目標時間:1626h
目標との解離:89h
「10,000時間」まで、
残り・・・「8285時間!」